大阪の拳銃強奪事件で襲撃された古瀬巡査に激励のメッセージを送る布巻(中央右)らラグビー日本代表の選手たち=宮崎市

 大阪府吹田市の交番で古瀬鈴之佑(こせすずのすけ)巡査(26)=佐賀工高出身=が襲撃された事件で、宮崎市で合宿中のラグビー日本代表がラガーマンだった古瀬巡査を元気づけようと立ち上がった。18日、日本ラグビー協会のツイッターに激励の動画メッセージを掲載。同い年で小学生時代に福岡県のチームで一緒にプレーした布巻峻介選手(パナソニック)の「鈴之佑」とのかけ声に合わせ、全員で「頑張れ」と呼び掛けた。

 「別人かなと思ったけど、名前も年齢も一緒で…」。事件があった16日、合宿中で休養日だった布巻選手は襲撃されたのが古瀬巡査だったことを知人から聞いて驚いた。「少しでも応援している気持ちを伝えたい」と考え、古瀬巡査と中学時代に福岡県選抜で一緒にプレーしたという福岡堅樹選手(パナソニック)、高校時代の九州選抜候補合宿で仲が良かったと話す流大選手(サントリー)と動画の撮影を思いついた。ほかのチームメートにも呼び掛け、リーチ・マイケル主将(東芝)も「もちろんやろう」と賛同した。

 快足で知られる福岡選手は古瀬巡査を「中学時代は自分より足が速かった。みんなを前向きにさせてくれる明るい性格」と表現。流選手は「いろんな人の思いがスズに届いてくれれば」と願いを込め、回復を祈る布巻選手は「容疑者も逮捕されたし、鈴之佑のことを知ってほしいという思いもある。死ぬようなやつじゃない」と力を込めた。日本代表は近くメッセージ入りの代表ジャージーを古瀬巡査に贈ることにしている。大阪府警によると、古瀬巡査は肺の一部を摘出する手術を受けたが、容体は良い方向に向かっているという。【共同】

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