違法薬物の取り締まり強化に向けて開かれた九州地区麻薬取締協議会=佐賀市のホテルマリターレ創世佐賀

 違法薬物の取り締まり強化に向けた九州地区麻薬取締協議会(九州厚生局麻薬取締部など主催)が18日、佐賀市で開かれた。九州管内の警察や税関など44機関から約80人が出席し、増加している大麻事犯を巡る摘発状況や手口などについて情報共有した。

 九州厚生局麻薬取締部の田上秀昭部長は、あいさつで大麻やコカイン事犯の増加に触れ、「依然として予断を許さない状況。打破するには関係機関がそれぞれの特性を生かして連携を強化し、情報や経験を共有してほしい」と述べた。

 この後、会議は非公開で行われ、福岡高検や管内の各地検が薬物を巡る捜査や刑事裁判の傾向を説明、佐賀県警や福岡県警などは管内の摘発状況を報告した。全国的に大麻取締法違反の摘発が増え、若年層の割合が高いことや、大麻の成分を濃縮したワックスや大麻成分を含む食品も増えている点も確認した。

 協議会は1960年から年1回、管内8県の持ち回りで開催している。

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