キルンジュエルと雫シリーズの一輪挿しで時の流れを表現したインスタレーション

帽子立てなど生活雑貨も並ぶ作陶展

作品と共に制作の背景が分かるように愛読書も並べた作陶展

マーブルの鉢などが並ぶ西隆行さんの作陶展=有田町のbowl

 有田町の陶芸家、西隆行さん(34)の作陶展が、同町本町の雑貨店bowl(ボウル)で開かれている。水色の釉薬を垂らした雫シリーズなどの器や生活雑貨約300点を並べている。23日まで(19日は店休日)。

 西さんは県立有田窯業大学校を卒業し、2016年に同町南山に工房を構えた。bowlとコラボした作品を含め、鉢や皿の器、帽子立てやドアフックなどの生活雑貨を展示販売している。

 三つのテーマを設けた。一つは作陶に向き合う姿勢が分かるよう、愛読書や制作に使う道具を、ろくろ型打ちの皿などと共に配置した。二つ目は「時の流れ」。雫シリーズの制作時に焼き物から流れ落ちた釉薬の粒「キルンジュエル」と一輪挿しを用い、インスタレーションで表現した。

 三つ目はファッション性。黄色や赤などを配色したマーブルの鉢は「実用でも飾ってもいいように心掛けた」と言い、デザイン性の高い作品に仕上げている。

このエントリーをはてなブックマークに追加