デイサービスで習字を習う人たち

 総合保健施設「紀水苑・東与賀」(佐賀市東与賀町)のデイサービスで、習字の稽古が月4~5回行われている。それに併せて、隔週で読み語りが開かれている。

 取材した5月29日は、76歳から94歳までの10人が、講師を務める鷲崎喜代香先生(60)から習字を習っていた。和気あいあいとした雰囲気で「85歳の手習いです」と頑張る男性もいる。施設内で年1回開かれる文化祭出展を励みに書いたり、色紙に書いて額に入れ、家に飾ったりしたいという人などさまざまだ。

 鷲崎先生は稽古が終わると、柴田トヨさんの詩集「くじけないで」の一節から朗読。筑後川に伝わる「えつと坊さん」のすばなしを方言も交えて語るのを聞き、「感動した」と涙を流す人もいた。

 鷲崎さんは「ひよっこと言われますよ。人生の先輩からは、生き方を教えてもらっています」と話す。意欲的に何かを学び合おうという姿勢は、年齢に関係なく輝いている。連絡先・紀水苑0952(34)7750。(地域リポーター・上原和恵=佐賀市)

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