大嘗祭に納める「夢しずく」を丁寧に手植えする児童たち=基山町の基山小学習田

 天皇が即位した際に行われる皇室行事「大嘗祭」に納める米の田植えが18日、基山町の基山小学習田であった。同校の5年生100人が、地域の農家やJA職員のアドバイスを受けながら、心を込めて手植えした。

 大嘗祭は、天皇即位後に初めて行われる新嘗祭で、五穀豊穣や国家・国民の安寧を願う儀式。この日に田植えした米は「庭積机代物」として儀式が行われる宮殿に並べられる。1990(平成2)年に行われた前回の大嘗祭では、旧鎮西町産の米が納められた。

 田植えしたのは約1500平方メートルの学習田で、品種は「夢しずく」。児童たちは3カ所に分かれて横1列になり、約12センチに育った苗を2、3本ずつ丁寧に手植えした。中には泥に足を取られて下半身が泥だらけになる子も。尻もちをついたという吉田大雅くんは「心を込めて植えた。おいしいお米になってくれれば」と笑顔を見せた。

 田んぼは町農業委員会などが管理し、9月下旬に稲刈りをする予定。収穫した米は精米し、1・5キロを宮内庁に納める。県からはこのほか、農林水産物5品目が特産品として納められる。

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