陸上自衛隊輸送機オスプレイの佐賀空港(佐賀市川副町)配備計画で、佐賀県の山口祥義知事が県有明海漁協に公害防止協定の見直しを求めた問題で、秀島敏行佐賀市長は17日、「自衛隊と共用しない約束事を尊重する」と、慎重な議論をするよう改めて求めた。市議会の一般質問で山下明子市議の質問に答えた。

 県と漁協が協定を結ぶ際に旧佐賀郡南部3町が立ち会い、市はその立場を引き継いでいる。「約束事は生きている。ただ(市による市民全体への説明など)その先の議論の雰囲気につながることはすべきではない」と従来の主張を述べた。

 県に問題提起すべきという意見には「気になる部分はあるが、それを進める段階ではない。公害防止協定はもう一つある。(県と旧川副町が結んだ協定で)空港運営の変更時に協議するもので、県から申し入れや相談はない」と答えた。

 三瀬村で9日にあった議会報告会で、目達原駐屯地(神埼郡吉野ヶ里町)のヘリによる夜間訓練の騒音が指摘されたことも質問で取り上げられ「承知していたが、村を挙げての問題と捉えていなかった。じかに聞き(対応策を)図りたい」と答弁した。

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