各ブースで保育の仕事内容を尋ねる学生たち=佐賀市の佐賀女子短期大学

 保育士を目指す学生らに県内の各保育施設の待遇や仕事内容を知ってもらう案内説明会が16日、佐賀市の佐賀女子短期大学で開かれた。各施設のブースには正装姿の学生が列をつくり、人員不足に悩む施設側の職員は、施設の魅力を知ってもらおうとPRに必死だった。

 案内説明会は県保育会(指山健次郎会長)が主催し、2012年から毎年開催している。今回は保育園や認定こども園など約70施設がブースを出展し、保育関係施設に就労を希望する学生や社会人は約300人を超えた。

 いくつかのブースを回った西九州短大幼児保育学科1年の中村若菜さん(19)と上田未夢さん(18)は「園内で栽培した野菜を給食の食材に使うなど、食育に力を入れている園があって興味を持った」と話した。2人とも「通勤など、長く勤められる自分に合った職場を見つけたい」と話している。

 また、鳥栖市内の短大に通う男子学生(18)は「男手が必要とする施設があると聞く。ただ、あくまでもしっかりとした保育方針のある施設の情報を聞きたい」と意気込んでいた。

 保育会の指山会長は「保育関係は売り手市場。少子化と言いながらも、保育士不足に悩む施設側は少なくない。本格的な就活は秋以降だが、この説明会を通じて、施設と学生がマッチングした関係になってほしい」と話していた。

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