長崎国体・東京戦でトライを決める古瀬鈴之佑選手。佐賀県選抜の日本一に貢献した=2014年10月、長崎市営ラグビー・サッカー場

 「どうして古瀬君が…」「一日も早い回復を」-。襲撃された古瀬鈴之佑巡査(26)の母校・佐賀工業高の恩師や後輩らは16日、祈るような思いで状況を見守り続けた。

 古瀬巡査は同校ラグビー部の出身。小柄ながら俊足が持ち味で、2年生からレギュラーとして花園に出場した。東海大在学中の2014年には長崎国体の成年7人制に出場し、佐賀県選抜の日本一に大きく貢献した。

 「まさかと思った。親と一緒の気持ち。苦しい」。高校時代の恩師・小城博さん(69)=佐賀市=は言葉をつまらせる。「彼は責任感が強い。ピストルが戻ってこないと、つらいだろう。一刻も早く犯人を捕まえて」

 福岡県朝倉市出身の古瀬巡査は親元を離れ、父親と同じように佐賀工でプレーすることを選んだ。まじめで、しっかりとした志を持っていたという。

 大学卒業後、ラグビーチームがある民間企業に2年間勤務し、警察官になった。高校、大学と一緒にプレーした後輩は「よく面倒を見てくれた先輩がどうして…。一日も早く回復してほしい」と願った。

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