娘のりりこさんと一緒にゴールテープを切る南昭憲さん=唐津市の東の浜

スタートと同時に海へと走りだす選手たち=唐津市の東の浜

 「第20回虹の松原トライアスロンin唐津」が16日、唐津市の虹の松原や東の浜一帯で開かれた。同市在住ではただ一人、第1回から出場している南昭憲さん(50)は、家族や地元の人たちの支えを力に、見事20年連続で完走を果たした。

 大会には245人の選手が出場。スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロの計51・5キロで競った。

 南さんは、実行委員会の川添豊会長や原田正明委員長の勧めで、趣味のサーフィンのトレーニングも兼ねて、トライアスロンを始めた。初めてのレースが虹の松原大会の第1回。「思っていたより、倍くらいきつかった」と苦笑しながらも、トライアスロンの魅力にとりつかれ、県外のさまざまな大会に出場するほどになった。

 この日のレースは、前日の強風の影響で海は波が高く、スイムの棄権者が多く出たが、「普段からサーフィンをしているので、気にならなかった」と涼しい顔。初の大幅なコース変更で、松原内や砂浜を走ることになったランも「楽しかった」と振り返った。

 実行委員会によると、20回連続で出場しているのは5人で、唐津市在住は南さんだけ。「地元のボランティアの人たちには感謝している。今後も出続けることで恩返ししたい」と話す。

 家族の応援も力になっている。レースには毎年家族全員で応援に駆けつける。特に娘のりりこさん(17)とは、0歳のときから毎年一緒にゴールしており、今年も、手をつないでフィニッシュラインを越えた。南さんは「家族の応援があるからこそ、完走できる」と話し、「いつか、孫と手をつないでゴールできる日がくるまで走り続けたい」と笑顔を見せた。

 レースは、男子の部は山本淳一選手=千葉県=、女子の部は佐藤明子選手=神奈川県=がそれぞれ優勝した。

  

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