多久市立病院(多久市多久町)と小城市民病院(小城市小城町)の統合計画で、新しい統合病院の建設地を多久市東多久町で調整していることが14日、分かった。7月中にも県や医師会などで構成する選定委員会を立ち上げ、自治体病院の再編に関する総務省への基本計画の説明を2020年11月までに実施することを目指す。

 医療や行政関係者、市議らの話を総合すると、昨年、両市の候補地5カ所を選び、コンサルタント会社に調査を依頼した。18年度末までの調査結果では決定的な差はなく、両市長が協議を続け、小城市側に近い多久市東多久町に建設地を求めることで調整していた。

 佐賀市内のホテルで13日に開かれた多久・小城地区医師会総会に横尾俊彦多久市長、江里口秀次小城市長が出席し、あいさつの中で「医師会の助言を受けながら進めていきたい」などと、統合病院の計画推進を認める発言があった。

 今夏に選定委員会を立ち上げ、両市議会に統合病院の概要を説明する予定。

 建設費を巡る両市の負担割合や、小城市民病院の患者の受け入れ方などについては両市で協議を続けていく。関係者は「まずは両市長が意思を明確に打ち出し、住民に丁寧に説明していかないといけない」と話している。

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