有田町での制作活動を語る(左から)ベイラ-さん、グンターさん、ハッフマンさん=有田町役場

 有田町に今月から滞在して創作活動に取り組んでいる海外のクリエイター3人が11日、松尾佳昭町長を訪問した。有田焼の技術を取り入れながら進める作品づくりの構想について紹介した。

 3人は、同町で活動する外国人デザイナーらを支援する佐賀県の事業「クリエイティブ・レジデンシー・イン・有田」で訪れた。6~8月の3カ月間、県窯業技術センターを拠点に陶磁器作品を制作する。

 輪島塗などのデザインを手掛けるスイス出身のディミトリ・ベイラーさん(31)は「釉薬(ゆうやく)など表面のテクスチャー(質感)を調査したい」。オランダで活動し、視覚芸術が専門のアンチェ・グンターさん(38)は「脳の研究をしている。自分の脳の形の花器を作り、生け花のパフォーマンスに使えれば」と意欲を示した。

 イラストレーターとして活躍するビクター・ハッフマンさん(31)は「手描きを学び、オランダ人から見た有田を絵にした磁器を作りたい」と語った。

 松尾町長は「有田の自然と文化を堪能して、いい作品を作って」と歓迎した。2016年度に始まった同事業のクリエーターは、今回の3人を含め21人となった。

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