香蘭社(有田町)は、電線に設置する球状の絶縁体「玉碍子(がいし)」を、カラフルに着色した製品を開発しました。同社が明治初期から製造してきた磁器碍子の新たな可能性を、インテリアの視点から探ります。

 既存品は白い無地のものでしたが、今回14色をそろえました。卵形に溝を彫ったような独特のフォルムに不思議と愛着が沸いてきます。手のひら大で、重さは約320グラム。インテリアのほか、ペーパーウェイトとしても使えそう(通常の玉碍子としての絶縁性や耐久性はない)。オンラインショップで販売し、価格は3240円(税込み)。

 2018年10月に放送されたテレビ番組「ブラタモリ」(NHK総合)で碍子に触れて以降、一般の消費者から碍子購入の問い合わせが急増。これを受け、無地の玉碍子を本店で販売してきました。今年1~2月には「碍子インスタ映えコンテスト」も開いたそう。

 同社は「工業製品と美術陶磁器の社内間コラボ・社内ベンチャーのきっかけになった。今後は碍子の雰囲気を残しつつ、形状や機能性を重視しインテリアとしての可能性を広げていきたい」としています。問い合わせは、電話0955(43)2132。

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