男子5000メートル競歩決勝 序盤から飛び出し、一人旅のレースを展開する鳥栖工の宮原空哉=長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎

男子5000メートル競歩で表彰を受け、ガッツポーズする鳥栖工の宮原空哉(左)、姫野稀央(左から2人目)、中垣遥暉(右)=長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎

 全九州高校体育大会は13日、長崎県諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で陸上の北九州地区予選があった。佐賀県勢は、男子5000メートル競歩の宮原空哉(鳥栖工)が21分18秒95で優勝した。同種目では姫野稀央が2位、中垣遥暉が4位に入り、鳥栖工の3人がそろってインターハイの出場権を獲得した。

 男子1500メートルでは杉彩文海(鳥栖工)が3分53秒14で3位、女子400メートルの福田愛紗(佐賀清和)も56秒63で3位に入った。同予選は16日まであり、佐賀、福岡、長崎、大分の4県の代表が全国総体出場権を争う。

 全九州高校体育大会は14日、陸上、ヨット、新体操、ボート、ボクシングの5競技がある。

 

 =県勢の上位成績=

 【男子】400メートル (7)山下譲尊(鳥栖工)48秒68▽1500メートル (3)杉彩文海(鳥栖工)3分53秒14▽5000メートル競歩 (1)宮原空哉(鳥栖工)21分18秒95(2)姫野稀央(同)21分52秒53(4)中垣遥暉(同)22分10秒89

 【女子】400メートル (3)福田愛紗(佐賀清和)56秒63▽1500メートル (5)小松夕夏(唐津東)4分31秒29(8)松浦亜依(白石)4分33秒67▽5000メートル競歩 (6)武藤実(佐賀清和)25分57秒91▽走り高跳び (7)瀬戸結水(佐賀清和)1メートル56▽棒高跳び (6)松本紗季(小城)3メートル00

 

「1分遅い」自己評価厳しく

 ○…男子5000メートル競歩決勝は、宮原空哉(鳥栖工)が21分18秒95をマークし、後続に大差を付けて圧勝した。ただ、目標にしていた大会記録(20分23秒58)の更新はならず、「予定より1分ぐらい遅くなってしまった。勝負の方にこだわり、自分の本来の目的を見失ってしまった」と自己評価は厳しかった。

 30度に迫る暑さの中でのレース。スタート直後から飛び出し、早々に“一人旅”となった。最初の1000メートルの入りは3分56秒と想定通りだったが、腕振りに硬さがあり、その後のラップは4分10~20秒台と伸びを欠いた。ラスト1周の鐘の音に合わせて帽子を脱ぎ捨て、ギアを入れ替えたが、満足いく結果とはならなかった。

 昨年の全国総体は3位で、今年は日本一だけを見据える。県総体では20分26秒76の自己ベストを記録し、1年間の成長を示した。「きょうは県大会の感覚とは全然違った。腕振りを改善し、メンタル面を磨き直したい」と表情を引き締めた。

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