動物の遊具や観覧車などがある「武雄・嬉野メルヘン村」=武雄市西川登町

 嬉野市で「元祖忍者村 肥前夢街道」を運営するマール(光岡勝社長)は13日、武雄市の「武雄・嬉野メルヘン村」を運営する新肥前観光(竹内亮社長)を買収して子会社化すると発表した。メルヘン村の営業は継続し、車で15分の距離にある夢街道と相乗効果で集客を図る。

 新肥前観光が2施設の一体運営を提案し、マールが子会社化することになった。メルヘン村の従業員は引き続き雇用し、夢街道と人事や物資の交流、共有なども実施して経営効率化を図る。6月中に株式を100%取得して完全子会社化し、社名を改称して光岡社長が社長を務める予定。買収額は公表していない。

 メルヘン村は1992年に開園した。「森の遊園地」をコンセプトに観覧車やメリーゴーラウンドなどの遊具、リスやサル、ヤギ、アライグマなどがいるミニ動物園などがある。ここ数年の年間来場者は「8万~9万人」(新肥前観光)という。

 マールの河野進也専務は「以前も連携してPRしたことがあり、同業種でターゲット層も近く人材や物資の共有も容易。グループ内の旅館を含めて相乗効果を生み出したい。メルヘン村のリニューアルにも取り組みたい」と話す。新肥前観光の竹内社長は「経営不振ではなく、私の一身上の都合でこの形になった。経営から退くが、引き続き両施設に来場をお願いしたい」と述べた。

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