連絡協議会で講演する中谷加代子さん=佐賀市の県警本部

 犯罪被害者や遺族を支援するための連絡協議会(VS協議会)が5日、佐賀市の県警本部であった。被害者遺族の女性が体験談を語り、支援の在り方に思いを巡らせた。

 2006年8月、高専5年生だった長女が同級生の少年に殺害された山口県防府市の中谷加代子さん(58)が講師を務めた。中谷さんは「悪い夢を見ているだけで、信じることができなかった。職場に復帰しても前を向いて歩くことすらできなかった」と当時を振り返った。

 警察官や職場の同僚が話を聞いてくれたことが心の支えになったと涙ながらに話し、被害者や遺族を支援する際は「自分の家族にも同じようなことが起きてしまったらと考えて、寄り添ってほしい」と訴えた。協議会には県警や県の関係者など19団体、約90人が出席した。

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