地域課題の解決や販路拡大につなげようと、クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げた県内の事業者や大学生ら=佐賀県庁

 インターネットで資金調達するクラウドファンディング(CF)で、県内で開発した商品や取り組みの魅力をウェブで発信するプロジェクトが4件立ち上がった。産後のけんしょう炎を予防・緩和する「手首サポーター」(江北町のイイダ靴下、佐賀大の共同開発)などで、CFを活用して商品の魅力をPRし、地域課題の解決や販路拡大につなげる。

 CF専門の研究や調査、コンサルティングを行うクラファン(本店・佐賀市)が支援する。昨年5月に同社が「佐賀の陣」と名付けて始めた企画の第3陣で、4件の関係者らが県庁で発表した。

 その他の3件は、美容のプロが、抗がん剤治療中のがん患者向けに開発した「快適な温度を保つ脱げにくい帽子」(佐賀市の二葉)▽学生らが腰痛を抱える人らを対象に開発した着座時の腰や尻の負担を軽くする器具「フワット」(佐賀大学)▽モンゴルの塩「木になる塩」を売り、その資金を砂漠の緑化につなげる取り組み(小城市のバンベン)。

 それぞれ「30万円」「280万円」など目標金額を設定している。プロジェクトを立ち上げた企業の担当者らは「物作りをしてもアピールする場がなかった。資金調達の側面だけでなく、商品を知ってもらうきっかけにしたい」などの思いを話した。

 CFサイトは手首サポーター、帽子が「CRAFUN.JP」、フワットが「Makuake」、木になる塩が「CAMPFIRE」から検索できる。資金調達の期限はプロジェクトで異なる。

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