佐賀県唐津市は下水道使用料の基本料金や超過料金を10月から一律19%値上げする条例改正案を6月定例議会に提案した。市内の30を超える汚水処理施設の維持管理や人件費の上昇、10月からの消費税増税などを理由にしている。改定されれば、2014年4月以来5年ぶりで、佐賀県内の10市では多久市と並んで4番目の高さになる。

 市は下水道使用料を5年ごとに見直している。値上げで年間3億2千万円の増収を見込み、施設の維持管理に充てる考えを示す。

 改正案では、基本料金は5立方メートルが822円から979円、10立方メートルが1070円から1270円に引き上げられる。超過料金も10~20立方メートルは1立方メートルにつき170円を203円に上げ、20~50立方メートルは1立方につき217円を259円、50立方メートルを超えた場合、1立方メートルにつき299円を356円に引き上げる。

 4人家族の一般家庭で平均使用水量20立方メートルの場合、2770円だった1カ月当たりの使用料は3300円になる。市都市整備部は「経営改善や合理化を進めてきたが、限界がある」と理解を求めている。集落排水や浄化槽使用も同様に値上げする。

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