各企業のブースで業務内容などを聞く保護者たち=唐津市の市ふるさと会館アルピノ

 佐賀県内企業への高校生の就職を促そうと、保護者を対象とした企業合同説明会が9日、唐津市新興町の市ふるさと会館アルピノで開かれた。若者の県外流出に歯止めをかける手だてとして県が初めて開催。保護者たちは企業選びのポイントや求められる人材などに理解を深めた。

 IT企業や製造業など県内32社がブースを構えた。保護者たちは気になる企業の仕事内容などを熱心に聞いて回った。娘が工業高校に通う伊万里市の女性(48)は「高卒でどんな仕事を任されるのか、資格取得ができるのかなどを聞いた。今日の話を伝え、就職に向けて頑張ってもらいたい」と話した。

 冒頭には、就職支援などに取り組むジョブカフェSAGAの坂本圭介統括マネジャーが若者の就活事情について講演した。就職を控える高校生に対する親の関わり方として「本人の意思を尊重することは大切だが、無関心なのはよくない」とし、わが子に寄り添ったサポートをアドバイスした。

 県産業人材課は「県内にどういう企業があるのかを知ってもらい、就職する際の選択肢の一つにしてほしい」としている。

 23日午後1時からは佐賀市の佐嘉神社記念館でも開く。

このエントリーをはてなブックマークに追加