G20財務相・中央銀行総裁会議が開幕し、歓迎レセプションで着物姿を披露する女性たち=8日午後、福岡市内のホテル

 福岡市で開幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の歓迎レセプションが8日夜、会議会場のホテル「ヒルトン福岡シーホーク」で開かれた。世界から集まった政府や報道の関係者らに、地酒や九州名物の豚骨ラーメンなどが振る舞われたり、伝統工芸が紹介されたりした。 

 豚骨ラーメン店「一蘭」(福岡市)は、材料に豚を使わずに豚骨味を再現したラーメンを提供。飲食店と宿泊施設の格付け本「ミシュランガイド」で三つ星を獲得した同市の「行天」は、地場の魚介類を生かしたすしを用意。九州の日本酒や焼酎も取りそろえた。

 地元の伝統工芸を披露するコーナーでは博多人形の絵付けを紹介したり、佐賀県の名物である唐津焼のろくろ回しを職人が実演したりした。

 2020年東京五輪に向けて参加206カ国・地域をイメージした着物を制作するKIMONOプロジェクトで完成した着物も披露された。昨年10月、唐津市で開かれたショーでモデルを務めた佐賀県内の高校生らが色鮮やかな着物姿で日本の伝統文化を紹介した。

 一方、各国の財務相と中央銀行総裁らは福岡城跡の舞鶴公園で、地元保存会による流鏑馬(やぶさめ)を鑑賞。鎌倉武士に扮(ふん)した5人が馬を疾走させながら弓矢で的を射抜くと、歓声と拍手で沸いた。公園内の市指定文化財「名島門(なじまもん)」前では、一行が記念撮影をした。【共同】

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