模擬選挙の映像を見る唐津東高の生徒たち=同校

 主権者教育をテーマにした佐賀新聞社の出前授業が7日、唐津市の唐津東高で開かれた。1、2年生約470人が、唐津のまちづくりをテーマに模擬選挙など行い、主権者としての意識を高めた。

 模擬選挙では、3人の教師が候補者として動画で登場。唐津駅周辺の再開発に取り組む、唐津日赤病院一帯への防災関連施設を集約するなどと地域の課題を取り上げ持論を展開した。生徒たちはメモを取りながら、候補の主張の違いを聞き分けていた。

 投票後には、候補者を選んだ理由について生徒数人が発表。「駅の再開発で若者が活躍でき、町が発展する」「原発があるので防災施設も重要」など、お互いの考え方の違いを学んだ。

 講義では、10票差で当落が決まった今年2月の鳥栖市長選や参院選の紹介もあり、1票の重みや投票へ行く意義について考えた。

 佐賀新聞社の多久島文樹・NIE推進デスクは「自分の意見を持った上で投票することが大切」と呼び掛けた。2年の松田あかりさんは「選挙は人ごとと考えていたが、関心を持ついいきっかけになった」と感想を語った。14日は同校の3年生を対象に実施する。

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