キャトルステーション枝肉共励会の入賞者。中央が金賞の桑原畜産

 佐賀県内唯一の子牛の預かり施設、JAからつ「キャトルステーション」(唐津市浦)で育てた子牛を肥育、生産した枝肉の共励会がこのほど、福岡市中央卸売市場食肉市場で開かれた。県内から黒毛和種39頭が出品され、嬉野市の桑原畜産(JAさが)が金賞を受賞した。

 キャトルステーションは、佐賀牛の基盤強化を目的に2011年に開設。繁殖農家から飼育に手間がかかる子牛を預かり、一括管理することで高品質な肥育素牛を生産している。これにより、繁殖農家は規模拡大が可能になる。3月末の管理頭数は765頭(前年同期比14%増)で、累計の搬出頭数は5661頭。4月からは子牛に呼吸器系の病気を予防する鼻腔粘膜ワクチンの投与を始め、管理体制をさらに強化している。

 共励会は4回目で、昨年と比較し、肉質の評価を表す脂肪交雑(12段階評価)が8・5(0・3高)、枝肉重量が516・6キログラム(9・1キログラム増)と、ともに向上した。

 他の入賞者は次の通り。(敬称略、かっこ内は所属JA)

 銀賞1席 福井忠子(からつ)▽同2席 坂本健(同)▽銅賞1席 松本進(同)▽同2席 田中政弘(さが)▽同3席 前田大輔(伊万里)

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