佐賀県唐津市選挙管理委員会は今夏の参院選で、鏡のイオン唐津ショッピングセンターに期日前投票所を設ける。市選管によると、商業施設で期日前投票を実施するのは佐賀県内で初めて。市選管は「買い物に合わせて投票してもらい、投票率アップを目指したい」と話す。

 同店は市内有数の大型商業施設で、市選管は多くの人が気軽に立ち寄りやすいと考え、期日前投票所の設置への協力を要請した。市とイオン九州は昨年11月、選挙などの応援協力に関する協定を結んでいる。

 有力視されている7月4日公示、21日投開票の場合、13~20日の8日間、1階フードコートの一角を投票所に充てる。時間は午後1時から同8時まで。衆参同日選になった場合も対応する。市の期日前投票所は本庁や市民センターなどを含め10カ所になる。

 同店は「市民の役に立ちたい」として、場所提供や光熱費を無償とする。市選管は「期日前投票者数は増加傾向にあり、今回の取り組みがさらに票を増やす手段になれば」と期待する。

 2016年の参院選の選挙区投票率は県全体で56・69%で、唐津市は県内市町で最も低い53・38%だった。市選管は4月に投開票された県議選と同様に18、19歳に投票を呼び掛けるはがき約2300枚を送るほか、市内の高校にチラシを配布する。

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