中山間地や離島、県境の振興について、取り組み状況を確認した佐賀県の対策本部会議=県庁

 佐賀県は6日、「中山間地・離島・県境振興対策本部会議」を開いた。少子高齢化や過疎化に直面している地域に県職員が入って課題を調べ、耕作放棄地を生かした地域おこしや、交通弱者対策が実を結びつつあることなどが報告された。

 集落訪問は本年度が4回目で、県の担当課職員と公募職員、市町職員が3人1組で週に1回程度、県内の中山間地の計5地区で住民と意見交換している。

 前年度に聞き取った意見への対応では、嬉野市の春日地区で耕作が放棄された茶畑を活用し、茶の実を収穫・加工する取り組みが始まることや、武雄市の矢筈地区で高齢者の移動手段として自家用車による有償旅客運送の実施を予定していることなどが報告された。

 本年度は新たに中山間地などに住む県職員へのアンケートにも取り組むという。本部長の坂本洋介副知事は「(集落訪問は)施策と現場の思いが乖離(かいり)していないか確認できる大きなチャンス。前向きに取り組んでほしい」と呼び掛けた。

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