見た目が黒く、キャビアのような「暗太子」

 辛子めんたいこ製造販売「蔵出しめんたい本舗」(鳥栖市、古川栄社長)は、トビウオの原卵(とび子)をイカ墨などにつけ込んで作った「暗太子(あんたいこ)」を新たに発売した。見た目が黒くキャビアに似ているほか、プチプチした食感、魚卵の濃厚なうま味、程よい塩味が特長。夏季限定品としてインターネットや鳥栖市内の2店舗で販売する。

 県の「さが土産品開発支援推進事業」を活用して昨年秋に売り出した「数太子(すうたいこ)」の第2弾。従来の“赤い”めんたいこの概念を覆す商品を作りたいと、研究を重ねた。

 試行錯誤の中で、抗菌や整腸作用などの効果があるというイカ墨を、同社秘伝の辛子調味料液に配合し、低温で熟成させる製法にたどり着いたという。ご飯やパスタ、肉、魚など幅広い食材と相性がよく、和食の印象が強いめんたいこを洋食でも活用できるように仕上げた。

 開発を担当した古川千夏取締役(39)は「見た目に高級感があり食卓を彩る。“変化球”の商品としてお中元などにもお薦め」と話す。博多の印象が強いめんたいこだが、「佐賀にもめんたいこがあると知ってもらい、新たな土産品として注目が集まれば」と期待を寄せる。85グラムで税込み1188円。問い合わせはフリーダイヤル(0120)877333。

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