サッカー男子決勝・佐賀北-武雄 前半、シュートを決める佐賀北の板橋蓮(右)=鳥栖市陸上競技場

■サッカー

【男子】▽決勝

佐賀北 1-0 武 雄

▽得点者 【佐】板橋

(佐賀北は9年ぶり10度目の優勝)

佐賀北・FW板橋の1点守り抜く 

 虎の子の1点を守り抜いた。サッカー男子は佐賀北が武雄を下し、9年ぶり10度目の頂点。今大会は5試合全て無失点と堅守が光り、小比賀徹二監督は「GKを中心に、集中力を切らさず守り切ってくれた」と目を細めた。

 前日、昨年王者・佐賀東との準決勝を制し、勢いに乗って臨んだ決勝。ただ、相手の武雄も初優勝を目指し気合十分で挑んでくるのは分かっており、小比賀監督は選手が冷静さを失わないように、「1-0でいい」と声を掛けて送り出した。

 前半途中までは球際で激しく競り合い、互いに譲らない展開となった。試合が動いたのは24分。こぼれ球に反応したFW板橋蓮が右足でゴール左に蹴り込み、先制に成功した。板橋は「みんながつないでくれたボール。絶対に決めたかった」とうなずいた。

 後半は武雄に押し込まれたが、全員が体を張ってゴールを死守。試合最終盤には、GK井崎幹太が鋭い飛び出しで相手との1対1を間一髪防いだ。守備は最後までほころびを見せず、守護神は「無失点にこだわりがあった。苦しい時に選手が孤立しないよう、みんなで声を掛け合えた」と胸を張った。

 両校ともに全校応援の歓声の中でプレーし、主将のMF松岡郁弥は「学校の仲間から勇気をもらえた」と感謝。次の全国舞台に向けて、「もっと体を張るなど、ベースの部分を鍛えて全国で戦えるようにしたい」とさらなる飛躍を誓った。

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