議場での発言の内容が表示されるモニターを見つめる聴覚障害者たち=唐津市議会傍聴席

 議場の発言を文字に起こし、モニターに表示するシステムを県内初導入した唐津市議会で3日、聴覚障害者らが傍聴し、システムを体験した。

目の前で繰り広げられる発言が即座に文字化され、喜びの声が聞かれた。

 聴覚障害者と唐津手話の会のメンバー計9人が傍聴席に座った。この日は定例議会の開会日で、峰達郎市長や各部長が議案の提案理由を説明すると、その内容がモニターに表示された。慣れない言葉は同会のメンバーが手話でかみ砕いて説明するなどして、聴覚障害者たちをサポートした。

 傍聴した県聴覚障害者協会の中村稔理事長(60)=佐賀市=は、「議会へのユニバーサルデザインの導入を随分前から提言してきたが、ようやく実現されてうれしい。誤字があるなど課題はあるが、唐津市をモデルに県内全域に広がれば」と期待を寄せた。

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