27日、JR佐賀駅構内の西側にオープンする「SAGA BAR」のイメージ

 佐賀の酒とおつまみを、佐賀の器で楽しもうー。佐賀市のJR佐賀駅構内に立ち飲みスタイルの「SAGA BAR」が27日、オープンする。県が昨年5月から県産品の情報発信を主眼に始めた企画の第4弾で、日本酒とおつまみ、伝統工芸品を組み合わせ、佐賀の魅力を発信する。

 

 2013年に制定した「県日本酒で乾杯を推進する条例」の施行日に合わせて開店。駅構内の西側で、さが県産品流通デザイン公社と県が連携して取り組む。飲み比べができるように、県内全24蔵元の3銘柄をセット(500円)にして提供し、1~2カ月ごとに銘柄を変える予定。季節限定酒のほか、県産の原料だけで仕込んだ「The SAGA認定酒」も味わえる。ノリ、ワラスボなど有明海産のおつまみ(100~200円)も提供する。

 器は有田焼や唐津焼、肥前吉田焼、肥前びーどろなどを使用。ハイテーブルは佐賀市の諸富家具を使うなど、伝統工芸品に触れることができる。営業時間は午後4時~同8時で、駅で佐賀の日本酒の飲み比べを楽しんだ後、街へ繰り出してもらう拠点として活用する狙い。月曜は定休。

 さが県産品情報発信チャレンジ企画はこれまで嬉野茶や日本酒、ノリをテーマに展開し、販売数量を設定した企画は「ほぼ見込み通り」(県流通・貿易課)に推移している。第1弾の嬉野茶を手に肥前さが幕末維新博覧会の会場や街中を散策してもらう「歩茶(ほちゃ)」は245日間で7300杯、1日当たり29・8杯を販売。佐賀駅での事業は終了したが、1月下旬、嬉野茶のテークアウトが肥前吉田焼窯元会館(嬉野市)で始まるなど新たな動きも出ている。

 「SAGA BAR」は来年3月までの企画。山口祥義知事は記者会見で「佐賀らしさの演出拠点にしたい」と話した。

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