5Gの実現に向けて開かれた講演会=佐賀市のホテルマリターレ創世

 通信の高速化や大容量化などの特徴を持つ第5世代移動通信システム(5G)をテーマにした講演会(県高度情報化推進協議会主催)が5月28日、佐賀市で開かれた。総務省総合通信基盤局の清尾勇哉氏が、事業者や自治体が正しく理解して5Gの活用方法を考える必要性を呼び掛けた。

 県内のソフトウェア企業や自治体関係者など約100人が参加した。5Gは医療や産業、スポーツなど幅広い分野での活用が期待され、遠隔手術や日本酒製造での検証実験も行われている。2020年の全都道府県での導入に向けて各通信会社と開発研究し、人口減少が特に顕著な地方での早期導入を目指している。

 清尾氏は、米国や韓国で既に導入されていることに対して「始めた順番ではなく、ネットワークを使い、いかに地に足が着いた革新的なサービスを生み出すかが大事」と説明。さらに、5Gの使い方は各地域で異なるとして「5Gの特徴を正しく理解し、どのように活用するのか事前に考えることが重要」と説いた。

 県高度情報化推進協議会の定期総会もあり、新会長に進龍太郎氏(県総務部長)を選任した。

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