石包丁を使って小麦を収穫する子どもたち=神埼市郡の吉野ケ里歴史公園

 吉野ケ里歴史公園(神埼市郡)で1、2の両日、小麦の収穫体験が開かれた。来園した子どもたちが石包丁を使って穂先を摘み取ったり、手作業で丁寧に脱穀したりして「弥生のクニ」の暮らしに思いをはせた。

 参加者は弥生時代の貫頭衣をあしらった衣服をまとい、収穫した小麦の穂先が入った木臼をきねでついて、実を落とした。ひき臼を使って製粉した後、調理した生地を焼いて「弥生パン」を完成させた。穀物を保管する高床倉庫も見学し、動物の食害を避けるネズミ返しの仕組みなどを学んだ。

 参加した子どもたちは「小麦粉ができるまでにいろんな作業があって、大変なことが分かった」「弥生時代の人になった気分」などと話した。イベントは小麦の収穫シーズンに合わせて園内の「南のムラ」で開いた。

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