現地での改築方針が示された唐津市民会館(左)。右奥は曳山展示場=唐津市西城内

 唐津市西城内の市民会館建て替え問題で市は3日、市議会全員協議会を開き、施設は現在地に建設し、併設の曳山(ひきやま)展示場も同時に建て替える方針を示した。現会館は2021年3月末に閉館し、新施設は25年4月の開館を目指す。

 建設場所について市は、現在地か現在地以外の1カ所の候補地のどちらかに6月議会までに絞るとしていた。全協で脇山秀明政策部長は「現在地以外の候補地で話を進めていたが、候補地は民間所有で代替地が見つからず、現地での建て替えに至った」と説明した。

 規模は800~1千席で、駐車場は専用の150台に加え、周辺に250台分を確保することを基本にする。複合化については今後、基本計画策定委で検討する。曳山展示場を解体して建て替える間は、JR唐津駅前の「ふるさと会館アルピノ」のホールを一時活用することにした。現行の展示場の面積650平方メートルに対し、アルピノホールは700平方メートルの広さがあり、曳(や)山(ま)14台すべてを移設する。

 アルピノは20年4月をめどに民間化する方針だった。曳山を一時保管するため、移行手続きは23、24年に繰り延べ、完了時期も25年にずれ込むことになった。

 議員からは1千人規模の集会所が4年間使えない点や曳山をアルピノで保管することを疑問視する意見が出た。脇山部長は「ひれふりランド(浜玉)や市文化体育館、高齢者ふれあい会館『りふれ』を代替施設として活用したい」と理解を求め、曳山については「展示や安全管理などは今後、曳山関係者と協議を進めたい」とした。

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