就任式で笑みを浮かべる(左から)坂本洋介、小林万里子両副知事=佐賀県庁

 坂本洋介、小林万里子両氏の佐賀県副知事就任式が3日、県庁で開かれた。坂本氏は「やっている事業と目的に乖離(かいり)がないか、考えながら進めていきたい」、小林氏は「新しいことを決める時、多様な視点が大切。県外から来た女性の私が佐賀のために何が貢献できるか、楽しみ」と意気込みを述べた。

 式には山口祥義知事と課長級以上の職員約150人が出席した。小林氏は「文部科学省に勤めていて佐賀は憧れの地だった。幕末から明治期の科学技術力はもちろん、文科省(の礎)をつくった大木喬任や江藤新平らを輩出した佐賀県との縁をうれしく思う」とあいさつした。教育行政に携わってきた小林氏は「英語教育は読み、書き、スピーキング、ヒアリングの4技能が大事だが、佐賀弁に関してヒアリングはお手柔らかに」と笑いを誘った。

 坂本氏は「県庁が明るく楽しい職場でなければ、いい仕事はできない。管理職は職場の雰囲気を良くすることが仕事を良くすることと意識してほしい」と呼び掛けた。

 業務分担では坂本氏が自衛隊オスプレイの佐賀空港配備計画、九州新幹線長崎ルートの整備、国営諫早湾干拓事業の開門問題のほか、政策部、地域交流部、産業労働部、県土整備部を担当する。小林氏は九州電力玄海原発への対応に加え、総務部、文化・スポーツ交流局、県民環境部、健康福祉部、男女参画・こども局を担う。農林水産部は分けて受け持つ。

このエントリーをはてなブックマークに追加