「栄養から考える女性の不調対策術」と題し話す奥平智之医師=佐賀市のエスプラッツ

 累計8万部を突破した『食べてうつぬけ』の著者で精神科医の奥平智之氏の講演会が1日、佐賀市内で開かれた。健康診断で貧血を指摘されなくても「鉄欠乏症」となっているために、心や体、美容に影響しているケースが多いことを紹介。栄養改善で不調回復につなげた事例などに触れた。

 奥平氏は日本栄養精神医学研究会の会長を務め、特に女性の鉄欠乏の問題を広く知ってもらおうと鉄欠乏女子を「テケジョ」と名付け、注意喚起をしている。

 鉄欠乏になると、氷など硬い物をかみたくなる、イライラする、あざができやすいといった症状が出るという。「健康診断で基準値内という結果でも、『大きな病気はない』ということだけ。実は栄養の問題が潜んでいることがある」とし、体の状態を知るために鉄の“貯金箱”である「フェリチン」の検査を推奨。鉄の吸収をよくするため、日々の食事を通した改善のポイントには「酸味があるトマトやレモンなどを加えて」と助言した。

 講演は、佐賀市の妊活コンディショニングサロン「totell(トテル)」が主催、33人が聴講した。

このエントリーをはてなブックマークに追加