山登り神事で茅の輪をくぐって無病息災や家内安全を祈る参拝者=有田町中の原の八阪神社

 有田町中の原の八阪神社(宮田胤臣宮司)で1日、伝統行事の「山登り神事」が開かれた。参拝者らがカヤで作られた茅の輪をくぐって、1年の無病息災や家内安全を祈った。

 山登りは、江戸時代に朝鮮半島出身の陶工たちが故郷を思い、近くの観音山に登って酒宴を開いたことに由来する行事。明治期には「夏越のはらい」も合わせて行われるようになり、現在では還暦などの厄よけ祈願を兼ねて同窓会を開く日として定着している。

 境内には早朝から古希のグループや窯業関係者らが訪れ、鳥居に設置された直径約2メートルの茅の輪をくぐった。同級生の集まりに県外から訪れた人もおり、旧交を温めながら、互いの健康を願っていた。

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