池田彩里さん(右)にサイン入りユニホームを贈るサガン鳥栖の高橋義希選手=鳥栖市の駅前不動産スタジアム

サガン鳥栖の高橋義希選手(左)とハイタッチを交わす池田彩里さん=鳥栖市の駅前不動産スタジアム

 サガン鳥栖のファンで、筋肉が骨化する難病と向き合う池田彩里さん(26)=佐賀市=が1日、鳥栖市の駅前不動産スタジアムでセレッソ大阪戦前に、ピッチ上で高橋義希選手とサプライズで対面した。互いに笑顔で固い握手を交わし、エールを交換した。

 池田さんは2016年から、家族らと観戦したことがきっかけで、ホーム戦は毎試合応援に駆けつけるほどサガン鳥栖のファンになった。以前から池田さんを支援してきた希少・難治性疾患の患者をサポートするNPO「ASrid(アスリッド)」が、関係者を通じてサガン・ドリームスに伝え、招待が決まった。

 池田さんは試合前、サプライズでピッチに招かれ、高橋選手とハイタッチし、直筆のサインボールを受け取った。対面を終えた池田さんは「感無量で言葉にできないほどうれしい。サガン鳥栖というチームが好きで、いつも楽しんで試合を見ている」と笑みを浮かべた。

 高橋選手は「池田さんが佐賀県在住でサガン鳥栖を応援されてる人と知り招待したいと思った。次回からは池田さんを探すね」と約束した。

 池田さんの病名は、全身の筋肉が徐々に骨に変わっていく進行性の難病「進行性骨化性線維異形成症(FOP)」。発症するのは200万人に1人とされ、全国の患者数は約60~80人とされている。

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