卓球男子団体決勝リーグ・敬徳-北陵 第4シングルスで力強いリターンを放つ敬徳の橋田歩夢=鳥栖市民体育館(撮影・米倉義房)

卓球女子団体決勝リーグ・敬徳-鳥栖 第1シングルス、サーブを放つ敬徳の諸石莉奈=鳥栖市民体育館

【男子】団体決勝リーグ続き 敬徳3-2北陵、佐賀商3-1佐賀北

 ▽順位 (1)敬徳3勝(2)北陵2勝1敗(3)佐賀商1勝2敗(4)佐賀北3敗

(敬徳は2年連続6度目の優勝)

 ▽個人ダブルス準々決勝 橋田・三谷(敬徳)3-0坂口・田中(北陵)、池田・槇尾(敬徳)3-2鶴田・江口(佐賀北)、田端・江藤(北陵)3-0宮田・澤岻(敬徳)、川頭・鳥巣(北陵)3-0伊藤・牧山(敬徳)▽同準決勝 橋田・三谷3-0池田・槇尾、田端・江藤3-2川頭・鳥巣

 ▽同決勝

橋田歩夢 311-30 田端星那

三谷優豪  11-9  江藤冴弥

      11-3

 【女子】団体決勝リーグ続き 敬徳3-0鳥栖、佐賀商3-0鹿島・鹿島新

 ▽順位 (1)敬徳3勝(2)鳥栖2勝1敗(3)佐賀商1勝2敗(4)鹿島・鹿島新3敗

(敬徳は2年連続2度目)

 ▽個人ダブルス準々決勝 山本・岩下(敬徳)3-2田川・原口(佐賀清和)、石橋・杉原(敬徳)3-2山口・市原(佐賀商)、永井・本村(鳥栖)3-1江頭・大藪(佐賀商)、諸石・東島(敬徳)3-0髙栁・末次(佐賀商)▽同準決勝 石橋・杉原3-2山本・岩下、諸石・東島3-0永井・本村

 ▽同決勝

石橋愛理 311-72 諸石莉奈

杉原 黎  6-11  東島芽郁

      8-11

      11-5

      11-8

  

 

 最後の1点を奪った瞬間、両手を広げて床に倒れ込んだ。4単1複で争った卓球男子団体は敬徳が2連覇を達成。北陵との優勝決定戦は最後までもつれ込んだが、主将の橋田歩夢が意地を見せて死闘を制し、「部員21人全員の思いを背負って戦えた」とうなずいた。

 両チーム2セットずつ取り合って迎えた最終第4シングルスは北陵・川頭佑作との主将対決となった。5月の大会ではストレート負けを喫しており、試合前には不安もあった。ただ、「チームのために絶対勝ちたかった。戦術どうこうではなく、気持ちだった」と橋田。試合は常にリードを許す苦しい展開だったが、一度も下を向かなかった。

 苦しい体勢から強気なスマッシュを放ち、球際にも声を上げながら食らいついた。点を取るたび、感謝の気持ちを伝えるように、スタンドで応援する仲間に向かって拳を突き上げた。川久保直人監督は「センスがあったり、上手なタイプではない。仲間に支えられ、まじめにコツコツやってきた結果が出た」と目を細めた。

 試合を終え、涙を流す川久保監督に抱きしめられた橋田の目からも涙がこぼれた。この日は川久保監督の26回目の誕生日。選手たちから優勝というプレゼントを贈られた川久保監督は「最高にうれしいです」と一度は乾いていた目をまた潤ませた。

 

諸石が宿敵下し勢い女子

 

 ○…卓球女子団体は敬徳が2連覇を成し遂げた。第1シングルスの諸石莉奈が、過去一度も勝利したことがなかった宿敵を下してチームに勢いを与えた。寄谷大輔監督も「高校に入ってベストゲーム」とたたえた。

 鳥栖の本村凜子との一戦。何度防がれても強烈なスマッシュをミスなく打ち続け、得点を重ねた。会心の勝利にも、諸石は「インターハイまで時間がない。少しでも強くなれるよう、反省と修正を繰り返したい」と引き締まった表情で話した。

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