3本目の勝負で采配を振るう岡組の子どもら=唐津市呼子町

3本目の勝負で綱を引く岡組の子どもら=唐津市呼子町

 国重要無形民俗文化財に指定されている唐津市呼子町の「呼子大綱引」が1日、「こども綱」で幕を開けた。名護屋城に居城していた豊臣秀吉が将兵の士気を高めるため、軍船の綱を引かせたという故事にちなむ伝統行事。出番を2日に控えた大人が見守る中、子どもたちが懸命に綱を引き合った。

 通りを一つ入った狭い道を舞台に、岡組と浜組に分かれての3本勝負。呼子小の児童200人や加勢の保護者ら総勢500人が200メートルの綱を引き合い、互いに1勝1敗で3戦目を迎えると、「絶対負けんぞ」「今年こそ勝つぞ」と意地を見せ合い、岡組が3年ぶりの勝利を飾った。

 「ミト」と呼ばれる綱の中心の台座で采配を振るった呼子小5年の中島璃空(りく)君は「令和最初の綱引で勝てて良かった。綱引は勝ち負けがきちんとあるので面白い」と笑顔を浮かべた。大人綱は2日午後1時から行われる。

 

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