テーブルが浮き上がる手品に歓声を上げる施設利用者ら=吉野ヶ里町の三田川健康福祉センター「ふれあい館」

 高齢者を笑顔にしようと、シニア世代が学ぶ「ゆめさが大学」の卒業生が30日、吉野ヶ里町の三田川健康福祉センター「ふれあい館」で手品を披露した。同施設の介護デイサービスやおたっしゃクラブの利用者43人は身を乗り出して見入り、仕掛けを探りながら楽しんだ。

 11人がステージに立ち、手品21演目を披露した。利用者らは手品が成功するたびに歓声を上げ、大きな拍手を送った。最前列で楽しんだ松原ヨシノさん(88)は「筒から何かが飛び出たり、破いた新聞も元に戻ったりびっくりした。幸せでした」と目を細めた。

 卒業生らは、ゆめさが大学の授業後に集まるクラブ活動で腕を磨いた。在学中は県内の福祉施設で20回公演を重ね、今年3月の卒業後も活動を続けている。

 「マジッククラブ」代表の飯盛秀樹さん(68)=佐賀市=は「私たちも楽しんでいる」といきいきと語り、「見た人が笑顔で元気に過ごしてほしい」と話した。同施設で3回公演予定で、スタッフに手品を教えることも計画している。

 

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