運転シュミレーターの動画を見ながら、危険を予測してボタンを押す参加者ら=神埼市神埼町城原のヤクルト食品工業

 佐賀県内で初めて動画危険予測トレーニング装置を使った交通安全教育が31日、神埼市神埼町城原のヤクルト食品工業で開かれた。同社員ら約40人が参加。動画でドライバーの視界などを確認しながら、運転の危険性を再認識していた。

 装置は佐賀県警が4月に導入。これまでの装置では一人ずつだったが、同時に最大20人が体験可能になった。参加者は動画を見ながら、それぞれが危険だと思ったときにコントローラーのボタンを押す方式になっている。

 教室では3コースを12人ずつが体験。脇道から車が進入する場面では、運転手側だけでなく、脇道から出ようとする車の視界や上空から見た車の位置関係を、画面を切り替えながら確認。起こりうる事故も疑似体験し、減速や安全確認、危険察知の重要性を体感した。参加した野口朋子さん(48)=佐賀市=は「死角など普段分からないところに気付けた。忙しいときこそ余裕を持って運転したい」と話した。

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