同窓会で「ご詠歌」を歌い物故者を偲ぶ慈詠会の会員ら(奥)=佐賀市の四季彩ホテル千代田館

 本年度に82歳になる小城高(佐賀県小城市)卒業生の同窓会「鉢の木会」が26日、佐賀市の四季彩ホテル千代田館で開かれた。出席者は仏事の際に歌う「ご詠歌」で既に亡くなった級友を弔った。

 小城市にある観音寺のご詠歌の会「慈詠会」の5人が、物故者への黙とうに続いて披露した。ご詠歌のうちお盆に歌う「盂蘭盆会御和讃(うらぼんえごわさん)」を、鈴(れい)や撞木(しゅもく)、鉦(しょう)といった仏具も鳴らしながらゆっくりと歌った。出席者には歌詞を書いた譜面を配った。

 発案者は自身も慈詠会に所属する森永廣江さん(82)=小城市。身近だった同級生が最近亡くなったことや、同窓会も最後にするといった話も持ち上がっていることなどから、習っているご詠歌を発表して級友を供養したいと企画した。森永さんは「歌いながら亡くなった人たちを思い浮かべた。きっと聞いてくれていたと思う」と話した。

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