防災行政無線の放送内容が親局から登録者に同時配信される=伊万里市役所

 佐賀県伊万里市は、災害などの緊急情報を防災行政無線で放送する際、事前に登録した電話やファクスに同時配信するサービスを始めた。聞き漏らしの恐れがある聴覚・視覚障害者、携帯電話を所有していない人が対象になる。

 市は2月に整備を完了した防災行政無線のほかに、携帯電話サービスなど複数の伝達手段を使って緊急情報が市民に行き届くようにしている。しかし、聴覚・視覚障害者や携帯電話を持たない人が聞き漏らすケースが考えられ、対策が必要になっていた。

 登録をすると、携帯電話を持たない人には固定電話に、視覚障害者には携帯電話か固定電話のいずれかに、防災行政無線の放送内容が音声で伝えられる。聴覚障害者に対してはファクスへ文字で配信される。

 市は4月中旬から運用を始め、今後、広報などを通じて登録を呼び掛ける。市内には4月1日現在、聴覚、視覚の障害者手帳を持つ人は計457人いる。問い合わせは防災危機管理課、電話0955(23)2130。

 

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