C大阪戦に向けたミニゲームで高いキープ力を見せたFW小野(中央)=鳥栖市北部グラウンド

 サッカー・J1サガン鳥栖はリーグ戦第14節の6月1日午後4時から、鳥栖市の駅前不動産スタジアムでセレッソ大阪と対戦する。チームは3連勝中。金明輝(キン・ミョンヒ)監督の堅守をベースにした戦術が浸透してきており、選手も自信を持って戦えている。2013年以来6年ぶりの4連勝を飾り、連勝街道を突き進みたい。

 鳥栖は通算成績4勝1分け8敗(勝ち点13)で14位。前節・鹿島戦は、劇的な幕切れだった。引き分け濃厚と思われた後半ロスタイム、FW小野のクロスにFW豊田が左足で合わせてゴールネットを揺らした。これが決勝点となり、14年以来5年ぶりの3連勝で降格圏を脱した。

 一時最下位に沈んでいたチームは上昇気流に乗るが、主将のMF福田は「選手は浮かれていない。しっかり集中し、改善点に対して取り組めている」とチームの引き締まった雰囲気を語る。

 対するセレッソ大阪は5勝2分け6敗(勝ち点17)で9位。相手の動きを見て、その良さを消す戦術が浸透し、前節はそれまで無敗だった首位FC東京を破った。攻撃陣にもタレントがそろい、元日本代表MF清武や元サガン鳥栖のMF水沼らに決定的な仕事をさせたくない。

 鳥栖の攻撃の良さを消された場合、個人技で打開するなど臨機応変な戦い方が必要になる。29日の練習ではその点を想定し、攻撃陣がさまざまな形からシュートを放っていた。FW小野は「個の局面で勝てないと、試合にも勝てない。自信をもってどんどん仕掛けていきたい」と闘志を燃やす。

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