29日午前10時50分ごろ、長崎県諫早市沖の有明海で、警ら中だった佐賀県警の警察用船舶「しらぬひ」(9・1トン)の船底が海中の障害物と接触して損傷、浸水する事故があった。沈没や油の流出はなく、県警職員の船長ら4人にけがはなかった。県警と三池海上保安部が原因を調べている。

 県警地域課や同海保によると、現場は潮受け堤防から北東約1キロで、水深約2・5メートル。当時、時速37~38キロで航行していた。船舶の右後方の船底に幅約1センチ、長さ約25センチの穴が空き、舵機(だき)室から浸水した。何と接触したのか分かっていない。

 県警の要請を受け、県の漁業取締船や三池海保の巡視艇などが船舶のえい航やポンプによる排水で救助し、船舶は佐賀市諸富町で引き揚げられた。

 「しらぬひ」は1984年に就航し、警らや取り締まり、人命救助に使用されている。

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