助成金事業の成果発表をする有明海再生機構の担当者=福岡市の西鉄グランドホテル

 日本たばこ産業(JT)は28日、社会貢献活動の一環で実施しているNPO法人に対する助成金事業の本年度の交付式と、2018年度の活動成果発表会を福岡市で開いた。助成金を受けた有明海再生機構(川上義幸理事長、佐賀市)が1年間の成果を報告した。

 再生機構は、カキが持つ水質浄化能力に着目。有明海の環境浄化と機能回復を目指し、市民ボランティアを募って「カキ礁」を復活させるため、竹ひびの立て込み事業を計画した。助成金を活用して竹ぼうきを大量に購入し、県内の放置竹林を整備して得た竹も使って竹ひびを干潟に立てた。

 発表した事務局の江頭泰弘さんは「有明海再生の大切さを訴えボランティアを募集した。年配の参加者は多かったが、親子連れなど若い世代の参加が少なかったことが今後の課題」と振り返った。

 JTの助成金事業は1999年の創設以来、昨年度まで延べ1158件、約14億3千万円を助成してきた。本年度は佐賀県内の団体への助成はなかった。

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