リンガーハット佐賀第3工場の竣工式で完成の喜びを語った同社の佐々野諸延社長(中央奥)=神埼郡吉野ヶ里町石動の同工場敷地内

 「長崎ちゃんぽん」などを主力商品として手掛けるリンガーハット(本社・東京、佐々野諸延社長)の第3工場が神埼郡吉野ヶ里町に完成し、29日に現地で竣工(しゅんこう)式が開かれた。モヤシ栽培とキクラゲを加工し、九州エリアを中心に四国、中国地方など209店に配送する。6月1日から稼働する。

 吉野ヶ里町内に第1、2工場がある。1978年に建築した鳥栖の分工場(鳥栖市神辺町)の老朽化や九州・関西エリアへの出店強化に伴い吉野ヶ里町に移転した。新工場は鉄骨造り平屋建て、敷地面積7588平方メートル。モヤシ製造の最新機械を導入し、課題だった菌対策により「太モヤシ」の安定的な栽培やモヤシの根を均一にカットできるようになるという。鳥栖工場の1・3~1・5倍となる1日6トンの製造出荷を計画している。キクラゲのラインは7月から稼働する。

 竣工式には25人が出席した。佐々野社長は「念願だった太モヤシができ、ちゃんぽんがブラッシュアップされたと言われるようになれば」と期待を語り、報道陣には「九州エリアを中心に品質の良さをアピールしていきたい」と抱負を述べた。

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