運転免許技能試験官(左)からコースの説明を受ける参加者=佐賀市久保泉町の県運転免許試験場

 70歳以上の高齢ドライバーを対象にした佐賀県警の運転技能教習が28日、佐賀市の運転免許試験場で始まった。高齢者に自身の運転技能を確認する機会にしてもらい、事故防止を図る。初回は男性4人が参加、試験官による実技の採点や助言に「運転を見つめ直したい」などと受け止めた。

 参加者は技能試験車を運転してコースを回り、助手席に乗った技能試験官が右左折時の確認や合図の有無、ハンドル操作によるふらつきやブレーキの遅れなどをチェック。試験官は「一時停止線をはみ出ていた」「交差点の右左折時は左右に寄るのを常に心掛けて」などと助言した。

 買い物などで車を毎日使っている唐津市の田中信治さん(83)は「安全確認をしたつもりで、していなかったのを指摘された。運転に不安はなかったが、教習を受けて不安になった。(助言が)厳しかけんよかですよ」。小城市の七田利秀さん(79)は「安全確認は非常に大事。もう一度見つめ直したい」と話した。

 技能教習は毎週火曜の午後2時半~3時半、3時40分~4時40分の計2回実施し、各回2人まで利用できる。年末年始や繁忙期は除く。利用無料で、事前予約が必要。予約は運転免許試験場、電話0952(98)2220(平日午後1時~5時)。

このエントリーをはてなブックマークに追加