江打正敏さんが大切に育ててきたカタルパ

真っ白の花が咲き、見頃を迎えているカタルパと江打正敏さん=多久市多久町

 多久市多久町の江打正敏さん(74)宅で、米原産の落葉樹「カタルパ」が真っ白な花を咲かせた。同志社英学校(現同志社大)の創設者、新島襄(にいじまじょう)が明治期に米国から持ち込んだとされ、同大出身の江打さんは「これほど多くの花が付いたのは初めて。同志社との絆が一層太くなった気がする」と話し、4メートルほどに育った木を毎日眺めている。

 カタルパは、新島が留学先の米国から種子を持ち帰り、熊本出身の言論人で教え子の徳富蘇峰(とくとみそほう)、蘇峰の弟で作家の蘆花(ろか)に贈ったとされる。

 10年ほど前、同志社校友会の佐賀県支部長だった江打さんが熊本市の徳富記念園を訪れた際、現地の校友会関係者から記念園にあった苗木を譲り受け、自宅の庭で大切に育ててきた。

 和名は「アメリカキササゲ」。顔の大きさほどの葉の間から上品な花を付け、見頃を迎えている。

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