九州農政局は、自動運転の農機やドローン、人工知能(AI)などを活用した「スマート農業」の普及に向け、九州各県と農家、研究機関が連携する連絡会議の発足式を27日、熊本市で開いた。参加する九州の農家らが、先端技術を活用した取り組みを紹介した。

 農業は高齢化などを背景に担い手不足が深刻化しており、スマート農業の導入によって作業を効率化するのが狙い。

 国は生産現場に先端技術を導入する実証事業を進めており、選ばれた九州の生産者らがスマート農業を活用した事例を紹介した。うち農業法人のアグリベースにいやま(神埼市)では、自動運転の田植え機やドローンを活用し、コメや麦、大豆の収穫量増加を図る取り組みを紹介。JAそお鹿児島(鹿児島県曽於市)ピーマン専門部会の農家は、3Dカメラなどで生育環境を管理し、ピーマンの収穫量増加を目指すと説明した。

 JAながさき西海(佐世保市)のミカン農家が参加する事業は、ITなどを活用して生産から出荷までの情報を統合し、労働時間の削減や出荷量拡大につなげる取り組みが報告された。【共同】

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