工事の安全を願い、神事に臨む理研農産化工の鵜池直之社長=佐賀市大財北町の同社佐賀本店・工場敷地内

 食用油や小麦粉の製造販売を手掛ける理研農産化工(佐賀市、鵜池直之社長)は、製粉工場の現工場が築72年と老朽化したため、新工場を佐賀本店・工場(同市大財北町)の敷地内に建設する。24日に現地で起工式を行った。生産能力を3割増して一日200トンにする計画で、県産小麦の使用も拡大する。2020年10月の稼働を目指す。

 新工場は6階建てで、延べ床面積は3668平方メートル。45億円をかけて製粉棟と包装棟、サイロ棟(貯蔵庫)を整備する。衛生管理に配慮した窓のない設計で異物の混入防止や温度・湿度も一定に保つ。さらに、製粉機械を導入し自動化を進め生産能力を上げるとともに、従業員の作業量を減らして働き方改革につなげる。

 県産小麦の使用割合は3割から5割に拡大し、将来的には県産小麦のほぼ全量を扱いたい考えがあるという。

 起工式には建設業者ら約30人が出席し、工事の安全を願った。鵜池社長は「小麦の産地である佐賀に育ててもらった。高品質で安全安心を打ち出しながら全国へ販路拡大していきたい」と抱負を語った。

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