佐賀東高の舞台「君がはじめて泣いた日も、世界は普通の顔をした。」(2018年11月に鳥栖市文化会館で撮影、提供)

 高校演劇の最高峰を決める第43回全国高校総合文化祭(2019さが総文)演劇部門の大会が7月27日から29日、鳥栖市民文化会館大ホールで開かれる。全国2100校から8ブロックの地区予選を勝ち上がった12校が、頂点をかけて競演する。観覧は無料で、6月1日から観覧希望者を先着で受け付ける。

 全国トップクラスの実力校で、開催県枠から出場する佐賀東高(佐賀市)は、舞台「君がはじめて泣いた日も、世界は普通の顔をした。」(いやどみ☆こ~せいさん、佐賀東高演劇部作)を上演する。昨年の県大会で最優秀賞と脚本賞をダブル受賞した自信作で、高校生の妊娠を題材に命を考える高校生の今を伝える。(27日午後5時10分から)

 注目の“対決”は、共に英国の劇作家オスカー・ワイルドの戯曲「真面目が肝心」を原作に選んだ新座柳瀬高(埼玉県)と長良高(岐阜県)。両校が、どのように仕上げてくるか、関心を集める。くじ引きの結果、上演順が連続するという偶然もあり、注目度が高い。(28日午後2時40分、午後4時10分から連続上演)

 昨年の覇者、丸亀高(香川県)は最終日の大トリ。オリジナル作品「馬鹿も休み休みYEAH!!」で、連覇を狙う。(29日午前11時10分から)

 強豪の大谷高(大阪府)はナンセンスな青春ファンタジー「ふじんど」で、近畿ブロックを勝ち抜いてきた。(27日午後0時10分から)

 観覧は午前・午後の入れ替え制で、それぞれの時間帯の入場整理券が必要になる。往復はがきで受け付け、消印順で各約1300人に入場整理券を郵送する。

 当日席は事前キャンセル分などで若干数用意する予定だが、過去の総文では午前5時半から行列ができた年もあったという。入場できない場合、小ホールでモニター中継を見ることができる。最優秀校は9月上旬にNHKで作品を全編放送する。最優秀校と優秀校3校は、8月24、25日に東京の国立劇場で上演する。

 ▼入場整理券応募の記入例など詳細は、2019さが総文公式サイトで。問い合わせは鳥栖商業高の真子さん、電話0942(83)2153。

このエントリーをはてなブックマークに追加