紙芝居で認知症の症状などについて解説する神埼清明高の生徒=みやき町の中原中

 神埼清明高生活福祉系列の3年生14人が27日、みやき町の中原中(石橋節二校長)で、認知症サポーター養成講座を開いた。全校生徒191人が参加し、認知症の特徴や症状、患者への対応方法などを学んだ。

 福祉施設などで実習を重ねた神埼清明高の生徒たちが、現場で学んだことを地域に還元しようと開催した。紙芝居や寸劇で、分かりやすく説明した。

 同高の生徒たちは冒頭、アルツハイマー型やレビー小体型など認知症の四つの型を、それぞれの特徴を交えながら紹介した。紙芝居では童話「うさぎとかめ」の60年後を題材に、記憶障害や見当識障害など認知症の症状を解説した。

 寸劇は、学校帰りの生徒が道に迷っている高齢者に遭遇した想定で上演した。「声を掛ける際に驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」など認知症の高齢者に対応する際に大切なことを呼び掛けた。

 講座を終えた小川茜さん(17)は「認知症の人も周囲の気遣いや思いやりがあれば、地域の中で暮らせることを知ってほしかった。リハーサルを何度もしたので、うまく伝えられたと思う」と笑顔を見せていた。

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